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  • 執筆者の写真亮 椎名

リンパマッサージは何をするものなんですか?その1




みなさん、こんにちは。椎名亮 整体院の椎名です。



先日、お客様から

「リンパマッサージって何をするものなんですか?」

と聞かれたので、こちらのブログで私なりにまとめてみたいと思います。


ちょっと細かい話になってしまいますが、興味のある方は良かったら読んでみて下さい。



・・・


リンパマッサージが何をするかという事でまず挙げられるのは

「皮下組織に溜まった水分・老廃物などを、リンパ管に回収させる手助けをする」

「リンパ液の循環を促進させる」

ということかと思います。


まず、血液(動脈)から体の細胞に必要な「酸素や栄養素」が送られます。

毛細血管の細胞壁のすき間を通じて酸素や栄養素が細胞に届けられ、

代わりに細胞からは「二酸化炭素や老廃物」が出されます。


そうした老廃物を含んだ水(細胞間液)は通常は静脈やリンパ管に回収されますが、

何かの理由で水が回収されずに、皮下組織にたまるのが「むくみ」です。


リンパマッサージによってむくみが流されると、細胞と細胞の間の余分な水分がなくなり

酸素・栄養素・二酸化炭素・老廃物の受け渡しがスムーズに行われるようになるため

代謝が良くなります。


代謝の高い体=摂った栄養素をしっかり利用できる体。

代謝の低い体=摂った栄養素を利用しづらい体。カロリーを消費しづらい体。


というわけで、代謝が低いと消費カロリーが減ってしまうため、エネルギーが脂肪となって蓄積されて太ったり、生きるために使うエネルギーがうまく使えていないため、疲れやすくなったり血管や内臓・筋肉が衰えることにもつながります。

(代謝を下げる原因には「加齢・筋肉量の低下・不規則な食事」などもあります。)


血行が悪くなれば冷え・体温の低下、

内臓機能が悪くなれば便秘や肌荒れなどの体調不良につながります。


というわけで、

「そうした状態を解消するために、体の余分な水分を流していきましょう」

「リンパ液の流れを良くして、余分な水分を溜めない循環の良い体にしていきましょう」

というのがリンパマッサージの役割の一つです。




(その2に続きます)




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