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納涼・その1

執筆者の写真: 亮 椎名亮 椎名

みなさん、こんにちは。 地下鉄南北線・中の島駅徒歩2分、「椎名亮 整体院」の椎名です。

まだ暑い日が続きますね。そんな時にその暑さをしばし忘れさせてくれるもの・・それは納涼話しです。 私のこの話で涼めるかどうかはわかりませんが、書いてみたいと思います。

私の友人の中には「霊的な体験をよくする」と言う人がいました。 ただ、私は霊感というものを全く持ちあわせてはいないので、話を聞いてもいまいちピンときません。

「自分に見えない霊というものを信じろと言われてもそれは難しい」・・というのが正直なところです。いるのかいないのか良くわからない、けど、世間では数多くの人が霊とか霊的な体験というものについてまことしやかに語っているので「本当にいるような、でも本当はいないような」と思いながら関わってきているのではないでしょうか。私としてはそうした気持ちで長年過ごしてきました。

そんな私に、私の兄がこんな話をしました。

兄「おれさ、子供の頃に不思議な体験をしたんだよね。小学生の時なんだけどさ、学校の友達と鬼ごっこをして遊んでいたんだよ。鬼ごっこで鬼から逃げる時に鬼から隠れようとするじゃない?その時におれ、教室のベランダに出てベランダの手すりを乗り越えて手すりの外にぶら下がるようにして隠れたんだ」

私「え?それ結構危ないんじゃない? 何階くらいだったの?」

兄「3階くらいだったかな」

私「おいおい、落ちたらどうなるんだよその高さ」

兄「落ちたら足を骨折するくらいの高さだったと思うよ」

兄は少し笑いながら続けます。

兄「手すりの外に出てぶら下がったまではいいんだけどさ、あんまり変わったところに隠れちゃったもんだから誰も気づいてくれなくてさ。時間が経ってきたらぶら下がっている手に力が入らなくなってきて 『やばい、自分の力で戻れない』ってなってきたんだよ。助けてもらいたくても近くに誰もいないし、かなり焦ったよ」

兄は続けます。

兄「『だめだ、もう落ちる・・』と思った時にさ・・・

誰かがグイッと

後ろからおれの体をつかんで

上に持ち上げてくれたんだよ。

それでおれは

手すりの上まで戻れたんだ。」

(納涼・その2に続きます)

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