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精油(22) ベンゾインについてのまとめ

執筆者の写真: 亮 椎名亮 椎名





みなさん、こんにちは。椎名亮 整体院の椎名です。


本日もアロマテラピー検定1級対策用の「精油の覚え書き」を書いておきたいと思います。


今日は「ベンゾイン」の精油についてまとめます(^.^)



精油名 ベンゾイン(レジノイド)


科名 エゴノキ科


抽出部位 樹脂 


抽出方法 揮発性有機溶剤抽出法


産地 インドネシア、タイなど


香り 樹脂系 ベースノート



主な成分

酸類・安息香酸(10~35%)=去痰・抗菌

酸類・桂皮酸=はっきりわからない

バニリン(2%)=バニラの香りの主要な成分


ベンゾイン全体としては「鎮静・鎮痛・精神安定・催淫・精神高揚・癒傷・瘢痕形成・去痰・抗カタル・抗菌・抗ウイルス」



ベンゾインの補足

◎溶剤抽出法で得られる花の精油は「アブソリュート」と呼ぶが、原料が樹脂の場合は「レジノイド」と呼ぶ。

◎香料としてのベンゾインには「ベンゾイン・スマトラ」と「ベンゾイン・シャム」の2種類がある。産地や種によって芳香成分の種類と含有量が異なる

◎呼吸を楽にすることから「安息香」と呼ばれる。

◎中世末期のアラビア人はベンゾインを「luban jawi」と呼んでいた。「luban」はサンスクリット語で「フランキンセンス(乳香)」のこと。「jawi」は「ジャワの」という意味でつなげると「ジャワの乳香」となる。「lu-」が冠詞と誤訳されて消失してしまい、ポルトガル語で「beijoim」、スペイン語で「benjui」、フランス語で「benjoin」、英語で「benzoin」と伝わったとされる。


ベンゾインは「バニラのような香り!」という印象ですね。

バニラの香り成分でバニリンという、そんまんまな名前の成分が入っているので覚えやすいです。

(大雑把ですみません(。-∀-))


では今回はこれで終わりです。


次回は「メリッサ」についてまとめます。


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