

みなさん、こんにちは。椎名亮 整体院の椎名です。
本日もアロマテラピー検定1級対策用の「精油の覚え書き」を書いておきたいと思います。
今日は「ベンゾイン」の精油についてまとめます(^.^)
精油名 ベンゾイン(レジノイド)
科名 エゴノキ科
抽出部位 樹脂
抽出方法 揮発性有機溶剤抽出法
産地 インドネシア、タイなど
香り 樹脂系 ベースノート
主な成分
酸類・安息香酸(10~35%)=去痰・抗菌
酸類・桂皮酸=はっきりわからない
バニリン(2%)=バニラの香りの主要な成分
ベンゾイン全体としては「鎮静・鎮痛・精神安定・催淫・精神高揚・癒傷・瘢痕形成・去痰・抗カタル・抗菌・抗ウイルス」
ベンゾインの補足
◎溶剤抽出法で得られる花の精油は「アブソリュート」と呼ぶが、原料が樹脂の場合は「レジノイド」と呼ぶ。
◎香料としてのベンゾインには「ベンゾイン・スマトラ」と「ベンゾイン・シャム」の2種類がある。産地や種によって芳香成分の種類と含有量が異なる
◎呼吸を楽にすることから「安息香」と呼ばれる。
◎中世末期のアラビア人はベンゾインを「luban jawi」と呼んでいた。「luban」はサンスクリット語で「フランキンセンス(乳香)」のこと。「jawi」は「ジャワの」という意味でつなげると「ジャワの乳香」となる。「lu-」が冠詞と誤訳されて消失してしまい、ポルトガル語で「beijoim」、スペイン語で「benjui」、フランス語で「benjoin」、英語で「benzoin」と伝わったとされる。
ベンゾインは「バニラのような香り!」という印象ですね。
バニラの香り成分でバニリンという、そんまんまな名前の成分が入っているので覚えやすいです。
(大雑把ですみません(。-∀-))
では今回はこれで終わりです。
次回は「メリッサ」についてまとめます。