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執筆者の写真亮 椎名

精油(20) ローズ・アブソリュートについてのまとめ




みなさん、こんにちは。椎名亮 整体院の椎名です。


前回に続き、アロマテラピー検定1級用の「精油の覚え書き」を書いておきたいと思います。


今日は「ローズ・アブソリュート」の精油についてまとめます(^.^)



精油名 ローズ・アブソリュート


科名 バラ科


抽出部位 花


抽出方法 揮発性有機溶剤抽出法


産地 トルコ・フランス・ブルガリアなど


香り フローラル系 ミドル~ベースノート



主な成分

芳香族アルコール類・フェニルエチルアルコール(65~70%)=バラの香気成分・抗不安作用

モノテルペンアルコール類・シトロネロール(10~20%)=抗不安作用・昆虫忌避作用(バラが咲き始めた時の、花の奥から香る香りとのこと)

モノテルペンアルコール類・ゲラニオール(5~10%)=(シトロネロールと共にバラが咲き始めた時の、花の奥から香る香りとのこと)抗菌作用・保湿作用・皮脂分泌調整・ホルモンバランス調整

ローズオキサイド(微量)=グリーンでフレッシュな印象とフローラルな香りを作る(AEAJ公式テキストより)


ローズ・アブソリュート全体としては「鎮静・抗うつ・精神高揚・多幸・強壮刺激・ホルモン調整・通経・催淫・抗けいれん・収れん・抗炎症・瘢痕形成・皮膚軟化・抗菌・抗ウイルス」



ローズ・アブソリュートの補足


◎抽出法の違いで「ローズ・アブソリュート(揮発性有機溶剤抽出法)」と「ローズ・オットー(水蒸気蒸留法)」の2種類がありそれぞれ成分や香りが異なる。

◎ローズ精油は花びら3000kg~5000kgから1kgしか採ることのできない貴重なもの。精油1滴(0.05ml)を採るのに200輪のバラが必要とのこと。

◎ローズ精油には300を超える成分が入っている。

◎スキンケアにはローズオットーの方が使いやすいとされる。妊娠初期は使用を避ける


ローズ・アブソリュートはそのまんまですが「まさにバラ」という印象ですね。

甘く華やかで優雅さのある香りを嗅いでいると幸せな気持ちになります(^.^)


このブログはローズを手元で香らせながら書いていますが、

ネロリの時同様ずっと嗅いでいられる香りです。


では、今回はこれで終わりです。


次回は「ユーカリ」についてまとめます。

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