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精油(19) サイプレスについてのまとめ

執筆者の写真: 亮 椎名亮 椎名





みなさん、こんにちは。椎名亮 整体院の椎名です。



ここ最近、予約の変更などが多くあり日々の予約状況が変化しています。

「何日か前に見たら埋まっていたのに、今日見たら空いている」という事もありえますので

ご予約を希望の方はこまめに予約状況をチェックしてみて下さいね。



今日は「サイプレス」の精油についてまとめます(^.^)



精油名 サイプレス


科名 ヒノキ科


抽出部位 葉


抽出方法 水蒸気蒸留法


産地 スペイン、フランス、モロッコなど


香り 樹木系 ミドルノート



主な成分

モノテルペン炭化水素類・αピネン(40~65%)=強壮作用・血行促進・うっ滞除去・抗菌・免疫賦活作用・森林浴効果。夏野菜のみょうがは特有の匂いがするが、その匂い成分がこの「αピネン」とのこと


モノテルペン炭化水素類・δ(デルタ)‐3‐カレン(15~30%)=うっ滞除去・殺菌・呼吸器症状の改善


セスキテルペンアルコール類・セドロール(2~10%)=静脈強壮・うっ滞除去作用・ホルモンバランス調整


セスキテルペン炭化水素類・α‐セドレン=静脈強壮・うっ滞除去・鎮咳作用


サイプレス全体の作用としては「鎮静・自律神経調整・神経強壮・ホルモン調整・収れん・うっ滞除去・抗けいれん・鎮咳・血管収縮・抗菌・抗ウイルス・制汗」とのこと


サイプレスの補足

◎和名は西洋糸杉。高さ20~30mになり「天高く昇る聖木」として寺院や墓地などに植えられる。

◎イエス・キリストが磔にされた十字架はサイプレスの木から作られたという説がある。

◎ギリシャ神話のキュパリッソスという少年が仲良しのシカを誤って殺してしまったため、その鹿の死を永遠に悼むために太陽神アポロンによってサイプレスに生まれ変わらせてもらったとのこと。そのためサイプレスは「死者を哀悼する木」として墓地に植えられる。


サイプレスはジュニパーベリー、フランキンセンスと同じく、

α‐ピネンが多く入っているので「みょうが感のある香り」「ジュニパーよりは軽めなみょうが」というイメージですね。(いつもみょうがを例えにしていますが、私が覚えやすいので多用(^_^;))


糸杉は晩年のゴッホが好んで描いた題材であり、精油は別としても「死」と関わりの多い植物という気がしました。



では、今日はこれで終わりです。



次回は「ローズ」についてまとめたいと思います




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