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執筆者の写真亮 椎名

精油(18) ミルラについてのまとめ







みなさん、こんにちは。椎名亮 整体院の椎名です。


では、今日もアロマテラピー検定用の「精油の覚え書き」を書いておきたいと思います。

今日は「ミルラ」の精油についてまとめておきます。


精油名 ミルラ


科名 カンラン科


抽出部位 樹脂


抽出方法 水蒸気蒸留法


産地 インド、エチオピア、ソマリアなど


香り 樹脂系 ベースノート



主な成分

セスキテルペン炭化水素類・リンデステレン(20~40%)=抗炎症・抗アレルギー・鎮痛・鎮静作用


セスキテルペン炭化水素類・クルゼレン(15~25%)=鎮けいれん・抗炎症・免疫賦活 


セスキテルペン炭化水素類・フラノオイデスマディエン(20~40%)= 抗炎症・抗アレルギー・鎮痛・鎮静・消化管粘膜保護作用


セスキテルペン炭化水素類・エレメン=抗炎症・鎮けいれん作用


ミルラ全体としては「鎮静・催淫・免疫強化・抗炎症・癒傷・瘢痕形成・収れん・皮膚細胞活性・抗菌・抗ウイルス」


ミルラの補足

◎別名「マー」=アラビア語で「苦い」の意味

◎和名は「没薬(もつやく)」。中国で命名された没薬の「没」も「苦味」を意味するヘブライ語のmor、あるいはアラビア語のmurrを語源とするとされる。

◎古代エジプトではミイラを作る際に防腐剤として殺菌・消毒作用に優れたミルラが使用された。ミイラの語源はミルラが由来との説もある。

◎イエス・キリストが生まれた時に、誕生を祝う品として東方の三賢人により「黄金、フランキンセンス」と共に捧げられた。


ミルラは「ヨガや瞑想に合いそうな香り」というイメージですね。

「苦い」という言葉があるように苦味を含んだ重みのある香りという気がします。


では、今日はこれで終わりです。


次回は「サイプレス」についてまとめます





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