メディセルの活用法 ケガをした指のケアに
- 亮 椎名
- 2024年11月9日
- 読了時間: 4分
みなさん、こんにちは。椎名亮 整体院の椎名です。
本日はメディセル筋膜リリースの活用法を私自身の経験を通じて書いてみたいと思います。
3年ほど前になるでしょうか。私は右手の中指をふとした動作で物にぶつけてしまい
当たり所が悪かったのか「伸筋腱脱臼」という結構大きなケガをしてしまいました。
(手の中指の伸筋腱を押さえている「矢状索」という組織を損傷してしまい、腱の押さえが効かなくなってしまいました)

写真は当時のケガをした時の私です。正直結構なケガだったので、顔で笑って心で泣いています(笑)
痛みでとても仕事にはならず、固定の装具をつけて3週間ほどは安静にしなければいけませんでした。手が商売道具である整体師としては痛恨のミスというか、ケガでした(+o+)
1ヶ月ほどが経ち、矢状索の損傷が治ったのか大分痛みも治まってきました。
「長かった・・・ケガが治ったらやっと施術に復帰できる。がんばろう。」
と思い、痛みが多少ありつつも施術ができるくらいの状態にまでは回復したので
お客様に事情を説明しつつ、できる範囲の施術から営業を再開していきました。
固定装具を外してから1ヶ月経ち、2カ月経ち、
私としては「ケガは治ったのだし、1~2ヶ月もすればもう手の痛みもなくなるんだろう」などと思っていたのですが手の痛みは続きます。
どことなくこわばったような感覚が残り、特に物をぐっと掴む動作・握りこぶしを作るようなをすると力が入り切らず痛みを覚えることが多々ありました。伸筋腱脱臼中はこの「握りこぶしを作る」動作は厳禁だったため、仕方ないと言えば仕方ないのかもしれませんが、
「ケガとしては治っているはずなのになぜなんだろう。この先いつまでも痛みが続いてしまうのだろうか・・」と不安を感じていました。
それから1年半ほどは物をつかむ時にどことなく痛みを覚えて過ごしていたかと思います。
1年半を過ぎたあたりから以前の感覚に近い力の入り具合になった気はしましたが、かといって頑張りすぎるとうずいて痛くなってくるような感覚もあり、とにかく「ケガをする以前の状態とはもう違うんだな」というのは良く分かりました。
自分で色々と手を動かしていると、総指伸筋という指を伸ばす筋肉が固まって伸びづらくなっているように感じました。3週間ほどではありますが、固定装具を着けてとにかく指を握らないように、動かさないようにしていたからなのでしょうか。
総指伸筋や手首のあたりに癒着とも言える様な、こわばりのような動きづらさを感じ続けていました。
ただ、そこに今年の4月から導入したメディセルを使用すると・・
手の調子が良いのです。
「調子が良い」というのはあくまで私の私見で感覚的なものではありますが、繰り返し自分自身でメディセルを手にかけていると特に中指の拳側にあった違和感は気にならなくなるほどに軽減したと感じました。腕の筋肉のこわばりはメディセル単体では取り切れないものはありますが自分自身でのマッサージと合わせるとやはり軽くなる変化は感じます。
メディセル療法の効果として
「痛みを和らげる」・・吸引リリースにより癒着している組織間のすき間を広げ、痛みを誘発している神経への刺激を緩和する
「筋肉の機能を正常にする」・・癒着している組織間のすき間を広げることで癒着を改善、それにより筋肉の滑走性が上がり伸びすぎた筋肉や
縮みづらくなった筋肉を元に戻す
・・などがあります。
ですから、そうした効果として自分自身の指や腕に良い感覚があるのかと思っています。
「日常には支障が出るほどではないけど、ケガをする前とは違う違和感」・・過去に怪我をされた方はそうした違和感を私のように持っていたりするのではないでしょうか。
当店でも、今までに「歩くたびにアキレス腱に痛みを感じる」「膝の内側が痛い」「膝の外側が痛い」「交通事故でむち打ちになり、それ以来首の調子が悪い」「指にこわばりがあって伸びづらい」などの不調の方にメディセルをかけ、効果を感じて頂いています。
もちろん万能ではないので全ての不調に効くわけではないと思いますが、不調解消のひとつの選択肢としてメディセル筋膜リリースを試してみるのも手かと思います。
ひとまず、私自身はメディセルを導入してみて、このケガの話しのように私自身の不調の軽減には役立っているので自分自身の経験からメディセルが必要そうなお客様にはお勧めをしています。(必要ない方にはお勧めはしていません)
当店では整体50分などのコースに、オプションとしてメディセル10分を1300円で受けることができます。
こちらのブログを読んで、興味を持たれた方は是非一度当店でのメディセル施術を考えてみて下さいね。
以上、長くなりましたが、私の経験からくるメディセル活用法の紹介でした。